囲碁を知らなくても楽しめるヒカルの碁

 私は数ある漫画の中で一番ヒカルの碁が好きです。ヒカルの碁はその名前のとおり囲碁に関係する漫画なのですが、囲碁のことを全く知らない人でも心のそこから楽しめる漫画です。ヒカルの碁のストーリーとしては、主人公のヒカルが平安時代の霊サイと出会ったことから囲碁を始めることになります。最初はサイの言うとおりに囲碁をしていたヒカルですが、徐々に囲碁の面白さに魅了され、また塔矢アキラというライバルに出会うことによって自分で囲碁を打ち始めます。そして、サイやアキラなど周りの人と関わりながら囲碁の世界でヒカルが成長していくというストーリーです。簡単に言うとこのようなストーリーなのですが、このストーリーの中には多くの魅力や面白さがあります。

 しかし、いくら面白い漫画であろうと囲碁の意味が分からなければ、楽しめないと考える人も多いと思います。私自身も小学生のときに友達に勧められて初めてヒカルの碁を読んだのですが、最初は囲碁なんて知らないし面白くないだろうなと思いながら読んでいました。しかし、ヒカルの碁は囲碁のルールを全く知らない私でもハマってしまうほど面白い漫画でした。主人公のヒカルとサイのやり取り、ライバルのアキラとの関係性、徐々にヒカルが囲碁の棋士として成長していく姿などを楽しむことができますし、囲碁の勝負でも対戦相手の表情や心情がうまく表されており、まるでバトル漫画のようなドキドキを味わうことが出来ます。このように囲碁を知っている人はもちろんですが、囲碁のルールすら知らない人でも興奮しながら楽しめる漫画は少ないと思います。だからこそヒカルの碁は名作と言われるほど人気になりましたし、今なお面白いといわれているんだと思います。

 また、ヒカルの碁にはたくさんの登場人物がいるのですが、その誰もが魅力的なキャラクターでたとえヒカルの対戦相手だったとしてもついつい応援したくなるようなときもあるのです。だからこそ、どちらが勝っても嬉しいと思えますし感動することが出来ます。ヒカルの碁を読んでいると喜怒哀楽の全ての感情を感じることが出来ます。私は初めてヒカルの碁を読んでから10以上経っていますが、今でもたまに読み返して当時の興奮を味わっています。こんなに長い間楽しめる漫画はあまりないと思うので、私は素晴らしい漫画に出会えたなと思います。